先日、春休みを利用して韓国の慶北地方にある安東へ旅行にいってきました。
安東といえば、世界文化遺産で有名な河回村や安東チムタクなどが有名です。プサンや慶州(キョンジュ)に比べると、マイナーな観光地ですが、なかなか楽しめました。
そんなわけで今回は安東について紹介したいと思います。
ソウルから安東までの行き方
車以外だと、列車(ムグンファ号)か高速バスでの移動になります。列車だと4時間以上かかるとか・・
今回、1泊2日の日程で東ソウルバスターミナル(2号線江辺駅)から出発しました。ここから安東市外バスターミナルまでだいたい3時間ほどかかります。
それでは私が行ってみた安東のオススメ観光地を3つ紹介したいと思います。
①安東河回村
安東にきたら必ずいくといってもよい場所が河回村(ハフェマウル)です。安東市内からはバスやタクシーでの移動になります。バスの場合、安東市外バスターミナルに到着したら、46番バスに乗り換えます。
46番バスは30分に1本の割合でくるので、運が悪いとけっこう待つ必要があります。河回村までは40分ほどかかりました。
なので帰りの時間のことも考慮し、河回村に着いたら、事前に安東市内へ向かうバスの時刻表をチェックしておくことをオススメします。。
到着したらシャトルバスに乗って移動しなければなりません。(もしくは徒歩)
まずはここで入場料(2,000ウォン)を払い、シャトルバスに乗ってようやく河回村へ到着です。
写真で撮った場所以外にも見所はたくさんありますが、時がとまったかのような村に今も人々が生活しているのをみて不思議な気持ちになりました。
この日は天気にもすごく恵まれて大満足!
散策コースですが、地図を見ると、1時間半コースと2時間コースがありました。
あと、せっかくなので仮面劇もみたかったのですが、時間が合わなかったので次の目的地に向かいました。
②陶山書院
河回村から陶山書院(トサンソウォン)に行くには、46番バスに乗って市内に向かい、旧安東市外バスターミナル(安東駅のすぐ近く)で67番バスに乗り換えます。
で、この67番バスなのですが、1日なんと4便しか運行してません!
残念ながら、私たちが安東市内に戻ってきたときには、すでに最終便が出発してしまっていたので、仕方なく市内を歩き回ったり、カフェでくつろいだりしました。
翌日、午前のバスに乗って、北側の山道をひたすら上って行きます。途中でS字道を通るので車酔いしやすい方は要注意。。
陶山書院に着くと、しばらく市内に向かうバスは2時間ちかくこないので見学する時間はたくさんあります。てかあり過ぎてバスを待つことになると思います(笑)
そんなわけで陶山書院で撮った写真
陶山書院は、1000ウォン札の肖像化に書かれている李滉(イ・ファン)ゆかりの地で、朝鮮時代最高の儒学者と呼ばれています。
陶山書院は李滉が政界から退いた後、後進の育成を目的に建てた教育機関で、多くの儒学者を輩出したところだそうです。
高校日本史でもおなじみの朱子学者、林羅山や藤原惺窩(なつかしい・・)にも影響を与えた人物として知られています。
③月映橋
月映橋(ウォルヨンキョ)は割と新しい観光地で、特に夜にいくとすごくきれいな橋を見ることができます。
安東市内からタクシーで10分ほどの距離なのでけっこう簡単にいけるのでオススメします。
実は安東旅行を計画しているときには月映橋の存在を知らなかったのですが、チムタク料理屋のおばさんが教えてくれていくことができました。
iPhoneだとなかなかうまく撮れないのですが、きれいな場所なので一度足を運んでみてください。
おまけ:安東チムタク
韓国旅行の一番の楽しみと言えば、食事ではないでしょうか。個人的には食事が一番です(笑)
で、安東と言えばやはり安東チムタクですよね。お店がたくさんあるのですが、私たちは安東旧市場でチムタクを食べることにしました。
ご覧のとおり、商店街の両サイドがほぼチムタク料理屋さんです。
(おそらく)どこも似たようなお店だろうと思い、商店街に入ってすぐ目に入ったお店に入りましたけど、むっちゃおいしかったです!
ちなみにお店の名前は「チョンガッチムタク 총각찜닭」です^^
まずはボリュームに圧倒されました。とても2人じゃ食べ切れないと思ったのですが、けっきょくぜんぶ食べました。
たぶん3-4人分の量だと思いますが、値段は25,000ウォンでした。(小サイズとか大サイズとかあるわけではなく全部この値段です。)
また安東にくる機会があれば、食べに来たいですね。
安東旅行の注意点
最後に旅行しながら気をつけたほうがいいと思ったことについて書いておきます。
T-moneyがあれば便利
安東はソウルと違って地下鉄はないですし、バスもあまり本数がないので車がないと少し不便です。なので基本的にバスを使っての移動になると思いますが、T-moneyがあれば便利です。
これがあればいちいち小銭を用意する必要がないのでソウルを出発する前に準備しておきましょう。ちなみに、現地の人は別の電子カードを使ってるみたいでしたが、よくわかりません^^;
あと、ソウルとちがってコンビニでT-moneyのチャージはできませんでした。安東駅でもできません。。そこで、駅の隣にある観光案内所にいってきいてみると、銀行のATMではできるということ。
地図をもらって新韓銀行のATMでチャージすることができました!あと観光案内所でマップやバスの時刻表などもらっておくと後で役に立つと思います。
バスの揺れがけっこう激しい
これは安東にかぎらず韓国旅行全体にあてはまることだと思うのですが、、道が悪いせいかバスがけっこうゆれます。
とくに高速バスできた方は、市外バスターミナルと安東市内までの往復でバスに乗る必要があるのですが、ふだん車酔いをしない相方でもバス酔いしてしまいました。
もし車酔いしやすいという方は酔い止め薬を事前に用意しておいた方がいいかもしれません。
次回、安東へ旅行するときには、車で移動しようと思います。