コンテンツビジネスの始め方のステップ1は企画です。
このステップの目的は、現状の課題とゴールとの間にあるギャップを整理することで真の課題を抽出していくことになります。
このステップを通じて
- 見込み客にとって魅力的なオファーができるようになる。
ということを目指していきます。
WHY
コンテンツビジネスを始める前提として、すでに商品やサービスがある方もいらっしゃると思います。
その場合、そのままステップ2の設計に進んでいただいてもいいのですが、本当に見込み客の悩みを解決する商品・サービスなのか少しでも悩んでいるという方はそのまま読み進めてください。
そもそもなぜ課題を抽出する必要があるのか?
それは見込み客の頭の中にあるモヤモヤした課題を明確化(言語化)しておかないと、後でミスマッチが起こってしまうからです。
例えば、家族の誰かから「コーヒー買ってきて」とお願いされたとします。
その後、相手が満足するコーヒーを買ってくることができたなら素晴らしいです!(好きなコーヒーや嗜好を把握しているため)
ただし普通に「コーヒーを買ってきて」だけだと、以下のような疑問が思い浮かびませんか?
- ホットなのかアイスなのか?
- 缶コーヒーなのかコンビニコーヒーなのか?
- 無糖or微糖orミルク?
極端な話「BOSS無糖のホットコーヒー」が好きな人に「ミルク砂糖入りのアイスコーヒー」を買ってあげてもあまり喜ばれないですよね。
つまり、何を買えば正解、別の言葉でいうとお互いハッピーなのか、両者の間で共通認識を持つ必要があります。
そのためにも見込み客の頭の中にある「こんな事ができるようになったらいいな」というアイデアと、「解決すべき課題はこれですよね」というあなたの処方箋を一致させることが大事なのです。
ポイント
・見込み客から喜ばれない商品・サービスを作っても売れない。
・そもそも見込み客の課題とゴールとのギャップを埋めるための提案ができているかどうかが大事。
見込み客の頭の中
まずは見込み客の頭の中の状況から整理しておきましょう!例えば、
このような見込み客の心の声に対して「あなたの解決すべき課題はこれですよ!」と提案するのが企画の役割でした。
ここで注意点があります!それは見込み客のこうした声を鵜呑みにしないということです。
なぜなら先程のコーヒーの例えにもあったように、表面的な情報だけで判断することは危険だからです。
そこで以下の5つのチェックリストを用いて、具体的な企画を練り上げていきます。
チェックリスト
- ターゲットは誰か?
- どんな課題を抱えているのか?
- ゴール(本来あるべき姿)は何か?
- 現状とゴールのギャップは何か?
- オファーを準備できたか?
ターゲットは誰か?
- クライアントがいない場合、ペルソナ(誰のどんな悩みを解決するのか)を決める。
- 既にクライアントがいる場合、クライアントからヒアリングする。
どんな課題を抱えているのか?
- 具体的にどういう悩みなのかを聞き出す。
- その悩みについて深堀りする。
- 例「何に対して」「具体的にどういうことか」「そもそもどんな風に」「何で一番悩んでいるのか」等
- 制約条件(予算、納期、時間など)を確認する。
ゴール(本来あるべき姿)は何か?
- どうなりたいのかを聞き出す。
- その問題を解決すると何が良いのかを質問する。
- さらに得たい結果を具体化していく。
- 例「具体的には」「例えば」「数値化(何%、何割)」
現状とゴールのギャップは何か?
- ここまでのヒアリングの内容をまとめてみる。
- なぜクライアントはその悩みを持っているのかを整理する。
- なぜあなたの解決策(商品・サービス)が効果的なのかを整理する。
オファーを準備できたか?
- 「クライアントの解決すべき課題は〇〇」と言語化する。
- その課題を解決するための実行可能なアクション・提供できるサービスについて整理する。
以上になります。
ここまででクライアントの頭の中にある悩みが具体化され、かつあなたの商品・サービスに興味を持ち始めていればグッドです!
続けてSTEP2の設計に入っていきましょう。