韓国語

韓国の語学堂はどこがオススメ?私が通った韓国外国語大学を紹介

韓国へ語学留学する際で一番の悩みが「どこの語学堂」に通うのかですよね。

韓国ソウルだけでも本当に色々な語学堂が存在するわけですが、一体どこの語学堂がおすすめなのか。どうやって語学堂を決めたらいいのか。

今日はそこら辺の点について書いてみようと思います。
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そもそも語学堂って?

語学堂ってあまり聞き慣れない言葉ですよね。韓国語で'어학당 オハクタン'、漢字で書くと「語学堂」になるわけですが、まぁ語学学校のことです。

一般的に語学堂と言うと「外国人のための韓国語教育機関」を指します。ちなみに韓国人が外国語を学ぶ塾は、'어학원 オハグウォン’で、「語学院」と漢字で書きます。

それでこの語学堂なんですが、大学付属と民間の語学学校が存在するのですが、ここでは主に大学付属の語学堂について紹介していきます。

今回紹介するのは、日本でいう東京外大に当たる韓国外国語大学です。

韓国外国語大学校の語学堂

2009年2月から1学期だけ通いました。当時は校舎が工事中だったので、キャンパスの空気があまりよくなかったですが、今はすごく快適になりました。

あと辞書をもっている学生をたくさんみました。そういえば韓国の大学生ってみんな重そうなテキストを持って歩いてますよね。

当時は1学期の学費が120万ウォンくらいだったのですが、ハイパー円高時代ということもあり、わずか9万円ほどで留学できました。(もうこんな時代はこないかもしれないですね。)

韓国外大はソウルの北東部にあり、お隣に慶煕大学、近くに高麗大学とソウル市立大学があります。最寄り駅は地下鉄1号線の外大前駅。

で、ここのキャンパスはすごく狭いです。ソウルで一番狭いキャンパスかもしれません。一応、京畿道にも広いキャンパスが別にあるのですが、そちらに行くことはないと思います。

当時は、その狭さから隣の慶煕大学(キョンヒ)の学生からは「うちの大学の便所」と揶揄されたり、建国大学(コングク)の学生からは「うちの湖にキャンパスが丸丸入るね」とその狭さは何かと話題になっておりました。

※建国大学にはけっこう大きな湖がキャンパス内にありますけど、外大の方が大きいです。たぶんw

でも基本的に語学堂の学生は教室と食堂、あと寮くらいしかあまり用がないので、キョンヒ大みたいに坂道が多かったり、建国大みたくやたらと広いと不便ですよねーー;

外大のここがよかった① 授業

ここから本題に入りますが、まずこちらの語学堂に留学して一番よかったのは授業の質です。

もうだいぶ昔になるのですが、今でも当時の授業の雰囲気は覚えていますし、今まで韓国語を勉強した過程の中で一番成長したと実感しました

まぁ、2級だったということもあると思いますが、でも2級にしてはけっこうハードだったと思います。

例えば、発表授業があったんですが、これがただネットや本で調べて発表して終わりじゃなくて、キャンパス内の韓国人学生にインタビューして、その結果を発表するというもの

なかなか準備が大変でしたけど、やってみるとけっこうおもしろかったりします。

授業はどちらかといえば会話に比重を置いた授業でした。会話といえば西江大学あたりが有名ですが、こちらの語学堂もさすが外大というだけあって、会話授業には定評があるそうです。

語学堂6級の学生の卒業式があってモンゴル人の学生が卒業スピーチをしていたのですが、「ネイティヴと全然変わらんレベルやん!」とすごく驚いた記憶があります。

ここの6級を出ればあのレベルになれるのかと思ったのですが、まだまだ先は長いですね(笑)

外大のここがよかった② 周りが静か

学校の正門を出るとスタバなどのカフェや食堂もたくさんあります。新村や建大の繁華街に比べると見劣りしますが、その分静かですし、必要なものは揃っているので、生活する上で特に不便を感じることはありませんでした。

ただソウルの中心部や西方面にいくときは、地下鉄やバスでの移動に少し時間がかかります。特に2号線に乗り換えるまでがけっこう苦労します。

江南で約束があったときなどは、3回くらい乗り換えて移動していました。

なので「クラブや繁華街で遊びたい」って方や「平日の午後はアルバイトをしたい」という方にとっては立地的にあまりオススメできる学校ではありません。

外大のここがよかった③ 学生食堂

残念ながら韓国の学生食堂って日本のに比べると、種類はあまり多くないし、味もまぁまぁなんですよね。だから、外に出て食べるって学生もけっこう多いです。

じゃあ、外大の食堂はどうなのかというと、、味はおいしいときもあれば、そうじゃないときもあるのでなんともいえないのですが、とにかく安かったです。

一般の学生食堂はメニューが2つしかないのですが、2,000ウォンほどで食べることができました・・たぶん最安じゃないですか(笑)

もうひとつ教職食堂がありましたけど、こちらは5,000ウォンだったと思います。あまり行かなかったのでうろ覚えですが・・・

学生数も他のマンモス大学に比べると少ないので、食堂がむちゃくちゃ混むということもあまりありませんでした。

ただ夕食の時間になると、隣のキョンヒ大の寮生が食べにきてましたねーー:

ただ毎回、似たような料理ですぐに飽きやすく、選択肢もかなり限られてしまっているので、外に食べに行くという学生も多いと思います。

それでも食費を節約したいという方にはオススメの食堂です。

まとめると

こんな方におすすめ

  • 延世大や高麗大みたいなマンモスキャンパスではなく、こじんまりとした環境で勉強したい人。
  • できれば日本人の少ない語学堂がいい人(中国人留学生がかなり多かったです)
  • 会話力を鍛えたい人、将来、通訳や翻訳などの仕事を考えている人

特に通訳・翻訳という言語エキスパートの道を目指している人は外大がオススメです。というのも外大の通訳翻訳大学院はとても有名で、情報収集もしやすいし、人脈作りという点でも有利です。

ただし、語学堂6級を出たから入学できるというわけではなく、かなり受験勉強が大変だと耳にしているので、それなりの覚悟は必要だと思います。

最後に韓国外大でよくなかった点をひとつ挙げておくと、図書館です。

図書館で勉強する人もいると思いますが、外大の図書館は正直、あまりよくなかったです。。建物も古く、資料も他校に比べると見劣りしました。

今現在はどうなのかわかりませんが、あくまで参考までに。

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語学勉強の最大の敵、それはモチベーションだと思います。

そしてモチベーションが続かない理由として、語学勉強だと一人で勉強してもつまらないときってありませんか

留学時代、スタバで友達と2時間でも3時間でも韓国語で会話ばかりしていたのですが、細かい文法や難しい表現ができなくても、韓国人と韓国語でコミュニケーションすることで、どんどん耳が聞こえるようになり、少しは上達したなと実感することができました。

もし韓国語の会話からしっかり練習するなら、日本語もできる韓国人ネイティブに教わるのが一番の早道です。

日本の語学スクールは(韓国に比べると)高めの授業料が設定されているのですが、こちらの韓国語教室は60分500円という破格の値段で韓国語の授業が楽しめます。

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oshim

神戸近辺在住。大学院卒→韓国で研究員→日本語教師→コロナ前に帰国してから日本で会社員×副業でコーチングしています。専門はコンテンツビジネス、オンライン・オートメーションの仕組みづくり。

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