コンテンツビジネスの始め方のステップ2は設計です。
このステップの目的は、前回のステップであぶり出された課題を視覚的にイメージし、具体的な実装内容を明確にしていくことです。
このステップを通じて
- コンテンツビジネスを始めるために必要な実装、機能などが明確になる。
ということを目指していきます。
WHY
課題を明確にしなければ、具体的に何を解決するのか、その結果どうなるのかというイメージを共有するのが難しくなるためです。
前回のステップまでで解決すべき課題というのは出てきました。
ただし「労働時間を減らす」「ビジネスのオンライン化を導入する」というのは、まだまだ抽象的なワードであり、なかなかイメージが湧きにくいというのが正直なところだと思います。
頭の中にあるイメージを明確にしないと、画面設計や機能といった個々の実装が難しいですよね。
そこで何から手を付けたらいいのか分かるように、コンテンツビジネスのマーケティングファネルの全体像と具体的に実装していくページや機能一覧などの基本設計について抑えておくことが大事になります。
ポイント
・コンテンツビジネスに最適化されたマーケティングファネルを作ること
・その上でどのようなページを実装していけばいいのかの要件定義をしておくこと
見込み客の頭の中
例によって見込み客の状況から見ていきましょう!
この段階で解決したい課題というのは、今より労働時間を減らすということ。ただし単に働く時間を減らすだけだと売上も減ってしまうので、「自分の労働時間に左右されないビジネスモデルを構築しましょう!」というのが伝えたいメッセージになります。
そこでオンラインビジネスの導入法や流れ、具体的に実装する機能・ページなどの設計図をつくっていきます。
ファネルの再設計
チェックリスト
- 現状のファネルを紙に書き出してみる(Before Funnel)
- オンライン化する階層を決める(After Funnel)
- 各階層にある機能の要件定義をしていく(詳細については下記「要件定義」を参照)
各階層の要件定義
実装したい機能 | (例)Opt-in Page |
要件 | 【emailフォーム】
【表示内容】
【渡すコンテンツ】
|
要件定義とは
開発者が制作物(アプリケーション)の仕様や機能などを把握するために言語化しておくこと。今回はクライアントの依頼を受けて制作する訳ではありませんが、自分自身が何を実装し、そのための必要要件は何かを決めておくことで完成形のイメージが明確になります。
基本設計〜画面遷移図の作成
チェックリスト
- ファネルの再設計で考えた階層と階層のつながりを図にする
- 各階層において必要となるセールスページの数を書き出す
- 各セールスページでのオファー内容、販売する商品、サービスについて書き出す
- 各ページをつなぐEmail Sequence(ステップメール)の内容と数について考える
- (できれば)One Time Offer(1度きりの限定オファー)の内容と実施するタイミングについて考える
詳細設計〜画面遷移×機能の作成
チェックリスト
- 画面遷移図をもとにユーザーが行う動作を書き出す(クリックする、購入する)
- 上記に対して行われる処理と遷移先について記入する
- 各遷移先ページの概要(what)と目的(why)について記述する
- 見込み客リストをグループにわける(G1, G2, G3, G4)
以上になります。
ここまで企画で練りだしたアイデアをどのような形にすればいいのかが明確になればグッドです!
それではいよいよSTEP3の実装に入っていきましょう。